転科に向けて行動を起こしてみる

転職を行うというのは、何も勤める病院を変えることだけにとどまりません。

病院を変えて満足するのであればいいのでしょうが、それだけでは転職するに至った問題が解消されないと考える医師もいるはずです。

診療科目を変更する、いわゆる転科、これも勤める病院変更の際には考えてみてもいいのかもしれません。

ある特定の診療科目で日々業務に明け暮れていると、次第に違和感を覚える人も少なくないはず。

「この仕事は自分に合っているのだろうか」、「少しずつ限界を感じるようになってきた」などと感じ、転科を考える医師も多く存在しています。

そのすっきりとしない気持ちを抱いたまま仕事をするよりは、転科に向けて行動を起こした方が、将来にもいい影響を及ぼすのではないでしょうか。


内科への転科を積極的に考える人が多い

医師の中には、内科への転科を積極的に考える人が多いと言われています。

その理由はさまざまです。

例えば、外科医として働いていたけれども、その仕事に限界を感じ転科を検討するという人がいます。

外科というのは、知識だけではなく高度な技術も必要となる診療科目。

いくら知識を身につけても技術的なものが追いつかなければ限界を感じるのも当然。

外科医として得た知識を他の科で生かせるのではないかと考えることは、むしろ患者さんにとっても意義があること。

また、そこに「患者さんに寄り添いたい」という医師としての強い気持ちが重なれば、それが内科への転科の決断を加速させるわけです。

この気持ちも患者さんにとっては非常に有意義。双方にとって大きなメリットのある転科となるはずです。


内科は将来性が高いという点も転職先として人気が高い理由

また、内科は将来性が高いという点も転職先として人気が高い理由。

高齢化により需要が増えることはもちろん、医療の進化によって重要度がさらに増すと考えられるため、そういった意味でも将来性を見込んで内科への転科を検討する人が増えています。

予防医学の点を見てもこの科目の役割は大きく、その責任や幅が今度必ず広がっていきます。

先々のことを考えれば転職先としては正解と言えるのではないでしょうか。


転科の理由を気にしすぎないこと

言い方は悪いかもしれませんが、転科の理由が「逃げ」の場合もあるはず。

激務の割に収入が低いであるとか、その診療科目特有の人間関係や上下関係に耐えられないとか、そのようなネガティブな理由により転職・転科を考える医師も実際にいます。

医療従事者も人間ですから、そのような理由での転職も止むを得ません。

むしろ転職先でこれまで培ってきたものを存分に発揮できれば、それは必ず患者さんのためになり、延いては自身のためにもなるはずです。